DAIRAハウス新築仕様

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地盤調査

スウェーデン式サウンディング調査(SWS試験)

スウェーデン式サウンディング調査(SWS試験)

住宅の基礎工事の前に地盤調査・地盤改良を行います。
当社では木造住宅の建築が主なため、スウェーデン式サウンディング調査を採用しております。
スウェーデン式サウンディング調査とは キリ上の器具に荷重を掛け、25cm下がるまでにハンドルを何回転させたかによって地盤の強さを表すN値を推定。震度10mまで測定できます。
費用は比較的安価で1箇所当たり2~3万前後。通常は建築予定の建物の四隅と中央の5箇所を測定。
作業スペースが1²程度、1箇所に付30分程度のため、戸建の木造住宅で一般的に採用されている方式。
他にボーリング調査(標準貫入試験)と表面波探査法とありますが ボーリング調査はかなり費用が掛かるため、RCの中規模以上の建物を建てる場合に採用されることが多く、表面波探査法は地表から地中に向けて振動波を発信し、地盤の固さを調べる方法で、費用はボーリング調査とスウェーデン式サウンディング調査との間位。

地盤改良

地盤改良

地盤調査の後、調査報告書により軟弱地盤ということが明らかになった場合、建物を建てる前に地盤改良が必要となります。
地盤改良には大きく分けて4つあります。セメントで軟弱地盤を固める「表層改良工法」、セメントの杭を埋め込む「柱状改良工法」、金属の鋼管杭を埋める「鋼管杭工法」、砕石を穴に埋める「柱状砕石パイル工法」の4つです。
通常は、それぞれ地盤調査結果から現場の状況に適した工法を採用します。
地面から浅い場所に良好な地盤がある場合は「表層改良工法」、軟弱地盤が2m~8mの場合は「柱状改良工法」、軟弱層が8m以深まで連続している支持層が深い場合は「鋼管杭工法」、「柱状砕石パイル工法」は3m前後の場合が最も適しているそうです。
ただ、「柱状砕石パイル工法」(ハイスピード工法)は、砕石を柱状に詰め込むことで地盤そのものを強くする技術で、隙間に水が通りやすいため 地盤の揺れにより上昇した水圧(水)は砕石パイルを通じて外部に排出。液状化の影響を抑制することや、最終的には自然に帰るという点から、最近では柱状改良に代わり人気があります。ただ特許取得工法のためか費用が柱状改良の1.5倍~2倍程違います。
天然素材(砕石)を使用している為、鋼管杭工法と柱状改良工法に比べ、1戸につき約5,000kgのCO2を削減するため、地球の低炭素化社会に貢献。ECOな工法でもあります。
当社では予算や軟弱地盤の程度にもよりますが、ハイスピード工法をおすすめしております。どうぞご検討ください。